2015/09/18
中日新聞の依頼で3回目の中日健康フェアの「世界最先端のインプラント情報」講演が9月5日6日の2日間名古屋駅前のスパイラルタワーズ104教室で行われました。事務局の方は朝8時から会場内の設営に忙しく飛び回っていました。 昨年より今回は40%増しの盛況で、ご来場の方がたには改めて感謝申し上げます。 今回は即時荷重というインプラントを小さい穴から骨形成し埋入し、当日セラミック冠の型採りをして、4〜10日で装着して完了し当日から普通に食事が前歯奥歯もできるという方法のご説明を致しました。 即時荷重の利点は「手術の時間が短い→麻酔打って5〜8分」「血がほとんど出ない」「術後痛みがほとんどない」「腫れない」「期間が短い」などありますが、一番の特徴は「即時荷重インプラント周囲の骨接触率が通常インプラント埋入法より約40%は高く、それが将来まで持続できるいうことです」 即時荷重インプラントはそのテクニックにより骨との接触面積が高くなるのでそれが将来まで続くのでしょうね。 日本で同じようなことを細いインプラントを使い1回法で行われており患者様が折れたので除去してくださいと時々ご来院されます。1回法の細いタイプのインプラントは時々折れて後始末が大変です。 長く持つインプラントでなければ患者様の費用対効果は高くなりません。新型インプラントは世界流通の他のものに比べて格段に丈夫(曲げ強度70ニュートン/cm可能)であるだけでなく、ドクター・ロイ提唱のBOPTテクニックが組み込まれて歯肉がインプラントに沿ってセラミックの方へ常に成長発育してゆく状態になります。統計では天然歯は歯肉が下がって1年に40%10年で70%セラミック冠マージン(冠のふち)が黒く出ます。BOPTテクニックは冠のふちが黒く見えてくるのを前歯でも奥歯でも防ぎます。2015年現在日本では私が行っており、非常に高い成功率です。