インプラント検診の重要性~長くインプラントを使用するために~|名古屋の歯科医院・テルミナ歯科クリニック

インプラントコラム「咬める喜び」COLUMN

インプラントコラム「咬める喜び」
装飾医院情報

医療法人エルザ会 テルミナ歯科クリニック

  • 住所
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
    JR名古屋駅コンコース
    ファッションワン内
    ※アクセスの利便性も良いため、名古屋近郊以外にも、岐阜・三重からの患者様にもご来院いただいております。
  • 電話番号
    0120-455-758
  • 診療時間

    月・火・水・金

    9:30~18:30

    土・祝

    9:00~18:00

  • 休診日

    木曜・日曜

海外でのインプラント学会にて

インプラント治療の研究の様子

インプラント学会の同士

海外のインプラント学会

咬める喜び35

下顎で骨の高さがない症例

テルミナ歯科クリニック
院長鳥村 敏明

下顎の奥で骨の高さが少ない場合、今までなら「インプラントはできない。」とか「自分の骨の移植を行い、骨ができてからインプラントを埋入する。」とよく言われ、多くの患者さんがインプラントを諦めたり、ためらったりすることがありました。

インプラント治療の欠点のひとつに外科手術を施さなければならないことがありますが、その手術を何回も受けることによって患者さんへの体力的負担も大きくなります。
インプラント治療は、患者さんがもっと楽に受けられるようにする必要があります。そのための方法として、インプラント埋入と同時に骨の高さを得る骨造成(骨を作る処置、GBR)を行う治療法があります。

今回の症例は、下顎の奥で骨の頂点から太い神経と動脈が通っている管(下顎管)まで、間隔が少ないところで6.57mmしかない部位にインプラント埋入するケースです。
通常なら、この高さしかない場合にはインプラントをすぐには埋入できません。このケースでは、インプラントを約半分または3分の2まで埋入すると同時に、骨の上にインプラントが一部露出した部分に3〜4mm高さを増す骨造成を行いました。
この方法をとることによって、患者さんは骨造成とインプラント埋入の2度の手術を1度で済ますことができた上、数ヶ月もの治療期間短縮につながったのです。

■2007/09/26