インプラント検診の重要性~長くインプラントを使用するために~|名古屋の歯科医院・テルミナ歯科クリニック

インプラントコラム「咬める喜び」COLUMN

インプラントコラム「咬める喜び」
装飾医院情報

医療法人エルザ会 テルミナ歯科クリニック

  • 住所
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
    JR名古屋駅コンコース
    ファッションワン内
    ※アクセスの利便性も良いため、名古屋近郊以外にも、岐阜・三重からの患者様にもご来院いただいております。
  • 電話番号
    0120-455-758
  • 診療時間

    月・火・水・金

    9:30~18:30

    土・祝

    9:00~18:00

  • 休診日

    木曜・日曜

海外でのインプラント学会にて

インプラント治療の研究の様子

インプラント学会の同士

海外のインプラント学会

咬める喜び11

歯科インプラント治療は7つのステップで

テルミナ歯科クリニック

虫歯や歯周病、あるいは、不慮の事故などで歯を失った時、インプラント治療を選択するケースが、増えてきました。 噛むことにおいても、見た目においても、インプラントなら元の歯に近い状態にできるからです。

しかし、インプラントは通院しはじめて、その日のうちに、できるものではありません。そこで今回は、患者さんがインプラント治療を受けようと思い立ってから、インプラントの歯が入るまでの手順と時間的な流れを、ご説明します。

まず、インプラント治療のおおまかな手順としては、次の7ステップに分けられます。 @初診ACT撮影Bインプラント埋入オペC抜糸D経過観察Eセラミック冠の型採りと装着 Fインプラント後の定期健診−です。

@の初診では、パノラマレントゲンで、口腔全体を撮影します。インプラントの前に、この写真をもとに、骨の平面的な状態をチェックし、 患者さんに、現在の状態を説明します。さらに、インプラントによってどのように歯の欠損部を治療し、インプラントではどのように噛めるようになるかも、合わせて説明します。

次にAのCT撮影に入ります。医科用CT、もしくは歯科用CTを使って撮影し、インプラントシュミレーションします。 この時、多数歯欠損や全顎欠損など、インプラント治療が広範囲にわたる場合には、医科用CTを用い、全体の骨の状態を説明します。

このCT検査で、「骨が少ない」か、「骨が十分ある」か、把握することができ、それによって、インプラント治療での次の手順が異なってきます。

「骨が十分ある」場合は、次回にインプラント埋入オペ を行います。

一方、「骨が少ない」場合は、インプラントの前にGBRと呼ばれる、骨造成の治療を、先行します。

GBRを事前に行うことで、インプラント・オペの際の浸襲を、最小限にとどめることができるからです。骨造成をするには、骨の移植を行うことになりますが、その際、親知らずの所から採取するのが、一般的です。 移植してから、骨が完成するまで、通常で4ヵ月、上顎洞の骨の場合には、造成に6〜8ヵ月かかります。

次に、Bのインプラント埋入オペに入ります。 すでに、インプラントのシュミレーションを済ませていますので、麻酔を打って、縫合まで、簡単なケースでは、15分ほどでインプラント治療は終了します。

Cの抜歯は、インプラントのオペから、一週間ほど経ってから行います。

Dの経過観察は、インプラントと、骨とが定着するまで、毎月行います。歯肉の状態や、インプラントと骨との結合状態を、観察します。

次に、Eのセラミック冠の型採りと装着ですが、通常インプラントのオペから2〜4ヵ月後になります。

こうしてすべてのインプラント治療を終えてから、Fのインプラントの定期健診に入ります。定期的に治療したインプラント周辺の汚れや、かみ合わせを検査することが、インプラントを長持ちさせることになるからです。

■2005/07/26