インプラント検診の重要性~長くインプラントを使用するために~|名古屋の歯科医院・テルミナ歯科クリニック

インプラントコラム「咬める喜び」COLUMN

インプラントコラム「咬める喜び」
装飾医院情報

医療法人エルザ会 テルミナ歯科クリニック

  • 住所
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
    JR名古屋駅コンコース
    ファッションワン内
    ※アクセスの利便性も良いため、名古屋近郊以外にも、岐阜・三重からの患者様にもご来院いただいております。
  • 電話番号
    0120-455-758
  • 診療時間

    月・火・水・金

    9:30~18:30

    土・祝

    9:00~18:00

  • 休診日

    木曜・日曜

海外でのインプラント学会にて

インプラント治療の研究の様子

インプラント学会の同士

海外のインプラント学会

咬める喜び120

歯肉や骨のためのバイオマテリアル材料(生体材料)(1)

テルミナ歯科クリニック
副院長鳥村 亜矢

インプラントに使用するバイオマテリアルとしてのコラーゲン材料は、オペ後の崩壊時間(体内吸収時間)に注意することが重要になります。それは、崩壊時間によって用途が変わってくるからです。
コラーゲンスポンジを手術に用いる場合、血液をスポンジ内に取り込んで良好な血餅(血液の塊)の安定と、抜歯部位の良好な止血の効果を期待して使用するわけですが、それには100%コラーゲンの方がより効果的です。
100%天然コラーゲンスポンジのc-コーン(仮称)は、上記の働きによって抜歯窩(歯を抜いた穴)の良好な治癒を促進します。
c−コーンは、2週間から4週間で吸収され、液体の抗生物質をしみこませて使うこともできます。柔らかい材料ですが、乾燥状態でも濡れた状態でも、抜歯窩のような形態が保てるので、抜歯窩に入れて血餅を安定させて止血効果を得ることができるのです。このコラーゲンによって安定化された血餅は、より良好な治癒基盤になります。
抜歯窩周辺歯肉の治癒を促進させ、抜歯窩が健康な歯肉で閉鎖するのを促進させ、填入2週間から4週間後に吸収されて抜歯窩に血管造成のための何もない空間を作ります。血餅自身も通常の治癒に貢献するだけでなく、新生骨の形成につながります。
c−コーンは、填入時に骨の高さに入れ、押し込む必要はなく、逆にゆるい状態のまま入れておき、脱落しないように縫合糸で押さえておけばよいのです。
実際、抜歯窩の全周にわたって骨があれば、3ヶ月でインプラントを埋入するための十分な骨ができます。この方法は、患者さんにとって非常に楽で、経済的な骨造成法だと考えています。

■2014/08/28