インプラント検診の重要性~長くインプラントを使用するために~|名古屋の歯科医院・テルミナ歯科クリニック

インプラントコラム「咬める喜び」COLUMN

インプラントコラム「咬める喜び」
装飾医院情報

医療法人エルザ会 テルミナ歯科クリニック

  • 住所
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
    JR名古屋駅コンコース
    ファッションワン内
    ※アクセスの利便性も良いため、名古屋近郊以外にも、岐阜・三重からの患者様にもご来院いただいております。
  • 電話番号
    0120-455-758
  • 診療時間

    月・火・水・金

    9:30~18:30

    土・祝

    9:00~18:00

  • 休診日

    木曜・日曜

海外でのインプラント学会にて

インプラント治療の研究の様子

インプラント学会の同士

海外のインプラント学会

咬める喜び186

従来のセラミックより圧倒的に機械的強度が高いジルコニア

テルミナ歯科クリニック
副院長鳥村 亜矢

当院では、インプラントの上に被せる冠にジルコニアを使用しています。
ジルコニアは、経年劣化しにくい材料で金属を使用していません。 金属の場合は、表面に細かな傷がつきやすいのに対し、ジルコニアは、硬く傷つきにくいので、汚れが付着しにくいという利点があります。 また、金属にはアレルギーという問題がありますが、生態親和性があるジルコニアならアレルギーの不安はありません。
当院では、奥歯にはジルコニアを単独で、前歯部の審美領域にはジルコニアをフレームにしてその上にポーセレンを築盛して見た目を天然歯に類似させるようにし、噛み合わせの部分は、前歯もジルコニアで当たるようにしています。
患者さんからの希望があれば、奥歯にも前歯と同じようにジルコニアフレームの上にポーセレンを築盛して隣の歯と似せるように冠を製作しますが、奥歯、特に上の奥歯の場合はほぼ見えない場所にあるのも事実です。 患者さんの口の大きさにもよりますが、前から4番目の小臼歯でもさほど気にならないと思われる方も多く存在します。
インプラント治療は、自由診療になるので、金銭的な負担は大きくなります。ジルコニアの上にポーセレンを築盛する方法で製作する冠は、ジルコニア単独の冠よりも手間がかかるため、より金銭的負担が大きくなります。 現在、ジルコニア単独でも透明感の高いタイプも出はじめていますが、天然歯と類似させることは難しいので、前歯にはジルコニア単独で冠を製作することはできません。
当院では、奥歯にはジルコニア単独の冠に色をつけ、できる限りキレイに製作するようにしています。 歯が欠損した場合には、ブリッジや義歯、そしてインプラントという治療法があり、どの治療法にも利欠点があります。インプラントには自由診療という欠点があるわけですが、少しでも患者さんの負担を軽くできるように、工夫と努力を常に心がけています。

■2020/02/28