インプラント検診の重要性~長くインプラントを使用するために~|名古屋の歯科医院・テルミナ歯科クリニック

インプラントコラム「咬める喜び」COLUMN

インプラントコラム「咬める喜び」
装飾医院情報

医療法人エルザ会 テルミナ歯科クリニック

  • 住所
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
    JR名古屋駅コンコース
    ファッションワン内
    ※アクセスの利便性も良いため、名古屋近郊以外にも、岐阜・三重からの患者様にもご来院いただいております。
  • 電話番号
    0120-455-758
  • 診療時間

    月・火・水・金

    9:30~18:30

    土・祝

    9:00~18:00

  • 休診日

    木曜・日曜

海外でのインプラント学会にて

インプラント治療の研究の様子

インプラント学会の同士

海外のインプラント学会

咬める喜び177

天然歯と新しいタイプのジルコニア

テルミナ歯科クリニック
院長鳥村 敏明

このコラムでも以前にヴィセラという歯冠修復用ジルコニアについて報告しましたが、当クリニックでもドイツ製の高い品質を備えたジルコニアをセラミック製のインプラント上部構造として使用しています。
ヴィセラのジルコニアファミリーの中には多くの種類があり、修復される部位の色調や強度によって使い分けされています。
そのジルコニアがさらにグレードアップされ、9層マルチレイヤーとして使用ができるようになりました。
口腔内で使用される修復材が備えてなければならない条件として、耐久性・生体親和性・色調がありますが、このたび使用可能となったDDキューブワンMLというジルコニアは、この3つの重要な条件を満たす材料となっています。
天然歯の色調は、複雑な個性を備えた色調とともに透明感があります。従来は、金属にこの微妙な色調を表現するためにセラミック材を多層築盛することによって、個性的かつ患者さんの天然歯にできる限り近い色調を出すように工夫されていました。
しかし、DDキューブワンMLは、高い透過度、高い曲げ強度、美しい9層のグラデーション構造を備えた材料として登場したのです。
従来なら各層における熱膨張係数が異なることによって発生するトラブルがありましたが、メーカーの高い技術によってそれが解決されています。
さらには、ジルコニアが持つ高い生体親和性によって、金属のようなアレルギー発生も回避できるのではないかと考えています。

■2019/05/31